水素水
弟に怒った翌日、
すぐ痩せろ
って、LINEした。
既読無視
ちょっと気になる。
また、翌日
LINEする。
午後から、用事ある?
なんで?
って返事があった。
水素水を売ってるスーパーに一緒に見に行きたいだけど。
(同じ施設で働くスタッフが水素水を1年飲んで、糖尿の数値が劇的によくなったという話を聞いた。
お肌も凄くつやつやしてる。
私たちは毎日水を2リットル飲まなきゃならないから、どうせ飲むなら身体にいい水を飲んだ方がいいと思って、弟にも知ってもらいたかったから。)
それなのに、
水くらいなら、一人で行けるら?
と、いう返事。
違うの、いろいろと説明を聞かないとならんと思うから、一緒に行って聞いてもらいたいの!
また、既読無視。
相当、この前に怒った事が尾を引いているな。
でも、
夕方迎えに行くで。
と、再度LINEした。
そして、午後から、父親の面会に出掛けた。
おとうちゃん、元気?
私はだれだか、わかる?
〇〇か?
母親の名前を言った。
違うよ!〇〇!
自分の名前を言う。
足の運動をするよ!
まず、マッサージをしてから、下肢をゆっくり動かす。
イチニ、サンシ、ゴウロク、ヒチハチ、クウジュウ!
固いな!
こりゃ、立つのも普通の車椅子に座るのも、無理だな。
そうこうしているうちに、弟と母親が来た。
母親が
なんだ?来てたの?
って笑顔で言った。
かぁ〜、ムカつく!
私は母親の笑顔が嫌い。
笑った顔を見ると、ムカついてくる。
ムカついたのと、同時に死ねと小さい声で何故か言ってしまう。
弟に、
これからでいいから、来た時にこうやって足と手の運動させてやってよ。
あんまり強くやったら、いかんよ。
骨と皮だけだから、折れちゃうよ。
と、弟にリハビリの先生から教わった運動を教える。
うん、わかった。
弟と一緒に父親の足を動かす。
イチニ、サンシ、、、、、、。
もう、少し季節が良くなって、熱もなかったら、家に一回連れてく?
外出させるだよ。
いいよ。
引っ越しした家には、来た事ないしね。
と、弟。
だけど、この調子だと私らでは、無理だから、リクライニングの車椅子で介護タクシーに乗らないと連れていけれんね。
お金は、かかるけど、家に帰りたいっていつも言っているから、連れていくか?
まだ、K(弟の名前)が、再就職する前でないと。私だけじゃあ、手が足りん事もあるで。
うん。そうだね。
と、弟。
あっ、それと、水素水をこの後一緒に買いに行こう!
もう、行って来た。
はあ?
わかったの?
うん、ちゃんとお店の人に説明もしてもらった。
ふ〜ん、そうか?
で?買ったの?
やめた。だって、お金がかかるから。
横にあった、電子水にした。
はっ、意味ないじゃん!
だって、電子水はタダだったから。
水素水って言ったら?
だって、毎日汲みに行かんとならんし、お金もかかるから。
そうだよ!水素水は48時間しか持たんだよ。
毎日汲みに行かんとならんけど、二人で交代で行けばいいじゃん!
それにお金がかかるって、1か月二、三千円だら?
そんなのこれまでパチンコで負けたお金に比べれば、大した事ないじゃん!
お金はもっと自分の為に有意義に使いん!
わかったわ。じゃあ、また明日行って買ってくる。
うん。そうしりん。
じゃあ、おねえはこの後、一人で行って来るで。
じゃあ、俺たちはもう行くで。
と、母親と一緒に病院を出て行った。
一連の出来事を旦那に話す。
旦那は、
そりゃそうだぞ!
なんで、還暦近い姉さんと一緒に水の説明を聞かんとならんだ。
俺だって、嫌だぞ。
40、50の兄弟で。まだ、未成年の兄弟ならわかるけど。
水の事なら、一人で聞きに行けるだもんで。
また、会えばブーブー言われるし。
はっはっはー
って。
還暦近いって、お前もじゃ!
ボケ!
良かったら、ポチッとお願いします。
↓↓↓
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。