2016年6月に腎臓移植したドナーのブログ

ドナーの立場から腎臓移植に関する事を書いていきたいと思います。レシピエントは弟です。

水素水

弟に怒った翌日、


すぐ痩せろ


って、LINEした。




既読無視





ちょっと気になる。






また、翌日

LINEする。





午後から、用事ある?






なんで?

って返事があった。






水素水を売ってるスーパーに一緒に見に行きたいだけど。




(同じ施設で働くスタッフが水素水を1年飲んで、糖尿の数値が劇的によくなったという話を聞いた。

お肌も凄くつやつやしてる。

私たちは毎日水を2リットル飲まなきゃならないから、どうせ飲むなら身体にいい水を飲んだ方がいいと思って、弟にも知ってもらいたかったから。)




それなのに、


水くらいなら、一人で行けるら?


と、いう返事。




違うの、いろいろと説明を聞かないとならんと思うから、一緒に行って聞いてもらいたいの!







また、既読無視。

相当、この前に怒った事が尾を引いているな。




でも、


夕方迎えに行くで。


と、再度LINEした。





そして、午後から、父親の面会に出掛けた。





おとうちゃん、元気?

私はだれだか、わかる?






〇〇か?

母親の名前を言った。



違うよ!〇〇!

自分の名前を言う。




足の運動をするよ!

まず、マッサージをしてから、下肢をゆっくり動かす。


イチニ、サンシ、ゴウロク、ヒチハチ、クウジュウ!


固いな!

こりゃ、立つのも普通の車椅子に座るのも、無理だな。



そうこうしているうちに、弟と母親が来た。




母親が


なんだ?来てたの?


って笑顔で言った。




かぁ〜、ムカつく!


私は母親の笑顔が嫌い。



笑った顔を見ると、ムカついてくる。

ムカついたのと、同時に死ねと小さい声で何故か言ってしまう。



弟に、

これからでいいから、来た時にこうやって足と手の運動させてやってよ。

あんまり強くやったら、いかんよ。

骨と皮だけだから、折れちゃうよ。



と、弟にリハビリの先生から教わった運動を教える。




うん、わかった。





弟と一緒に父親の足を動かす。




イチニ、サンシ、、、、、、。




もう、少し季節が良くなって、熱もなかったら、家に一回連れてく?

外出させるだよ。




いいよ。

引っ越しした家には、来た事ないしね。

と、弟。




だけど、この調子だと私らでは、無理だから、リクライニングの車椅子で介護タクシーに乗らないと連れていけれんね。

お金は、かかるけど、家に帰りたいっていつも言っているから、連れていくか?


まだ、K(弟の名前)が、再就職する前でないと。私だけじゃあ、手が足りん事もあるで。





うん。そうだね。

と、弟。






あっ、それと、水素水をこの後一緒に買いに行こう!




もう、行って来た。




はあ?

わかったの?




うん、ちゃんとお店の人に説明もしてもらった。





ふ〜ん、そうか?

で?買ったの?




やめた。だって、お金がかかるから。

横にあった、電子水にした。




はっ、意味ないじゃん!




だって、電子水はタダだったから。





水素水って言ったら?






だって、毎日汲みに行かんとならんし、お金もかかるから。





そうだよ!水素水は48時間しか持たんだよ。

毎日汲みに行かんとならんけど、二人で交代で行けばいいじゃん!

それにお金がかかるって、1か月二、三千円だら?


そんなのこれまでパチンコで負けたお金に比べれば、大した事ないじゃん!

お金はもっと自分の為に有意義に使いん!




わかったわ。じゃあ、また明日行って買ってくる。




うん。そうしりん。

じゃあ、おねえはこの後、一人で行って来るで。




じゃあ、俺たちはもう行くで。

と、母親と一緒に病院を出て行った。




一連の出来事を旦那に話す。




旦那は、



そりゃそうだぞ!


なんで、還暦近い姉さんと一緒に水の説明を聞かんとならんだ。

俺だって、嫌だぞ。

40、50の兄弟で。まだ、未成年の兄弟ならわかるけど。

水の事なら、一人で聞きに行けるだもんで。

また、会えばブーブー言われるし。

はっはっはー


って。




還暦近いって、お前もじゃ!

ボケ!








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