2016年6月に腎臓移植したドナーのブログ

ドナーの立場から腎臓移植に関する事を書いていきたいと思います。レシピエントは弟です。

大変な事を忘れた

今日は仕事がお休み。


市からのガン検診の有効期限が1月中なので、近くの婦人科クリニックに乳がん検診を受けに行った。



腎臓移植前に子宮ガン、乳がん検診はしているけど、その時には乳がん検診は、左胸の脇が痛くて保険適用になり、検診票が使えずに残っていたから、母親と一緒に予約を入れておいた。




母親を迎えに行き、クリニックに到着。



受付で、検診票を出す、



あっ、ヤバイ‼︎


忘れた!





大変な事を忘れた。


母親を迎えに行って、その後銀行に寄って、お金をおろしてから病院に行くつもりだった。

財布の中には1000円札が1枚と100円玉が数枚しか入っていない。



預かっている父親のお金も100円玉が数枚だけ。



母親を車に乗せて、あれこれとどうでもいい話を聞いていて、銀行に寄る事を忘れた。




受付で母親に小声で


ねぇ、お金持ってる?

と、聞くと





大きな声で


もっとる訳ないじゃん!

って。




なんかムカつく!







受付の人に



すみません💧

私、お金忘れてしまって、、、。

と、言うと




えっとー、検診なので、1300円ですけど、ないですか?





あっ、それ位ならあるかな?





お母さんの分は、子宮ガンと乳がんの両方なので、2900円ですけど。






そうですか。ちょっと待って下さい。

聞いてきます。






もう一度、

すでに、待合室の椅子に座っている母親に聞きに行く。




2900円だって。

いくら持ってる?






う〜んとね、1000円位かな。





なんで、それしかないの?






検診に行くって言ってあったのに。

最初から払う気がない。





ダメじゃん💧足りん





受付に行き、



すみません、やっぱりその分はないです。





そうですか、どうしますか?





やってもらってから、銀行に行って、すぐにお金を下ろして戻ってきますけど、いいですか?






すぐに戻られますか?




はい。




母親の方を見て、


あの人を人質で置いて行きますので。

と、私。




私が何を言っているのかわからない母親は、私と受付の人が母親の方を見たから、キョトンとした顔をした。




そして、受付の人がケラケラと笑ったから、私もツボにはまり笑えてきた。






わかりました。

と、受付の方が了承してくれた。






待合室に行き、母親の隣に座ると




一連の流れを見ていた母親が


あの人って友達?

って。




そんな訳ないじゃん。



二人で笑ってたから、そう思ったみたい。





お金なくてもいいって?

と、母親。






いい訳ないじゃん。


待ってくれるって。


私が終わったらすぐに銀行に行って下ろしてくるで。

ここで待っとってよ。








うん、わかった。

じゃあ、ちょっと余分に下ろしてきて、小遣いちょうだいよ。


と、母親。





はあ💢

知らん‼️




なんかムカつく💢





父親のお金を下ろしてくるから、小遣いをねだる。







そして、私が先に呼ばれ、診察室に入る。




エコーの検査の為、上半身裸になる。





以前、先生には腎臓移植をするって話してあったから、聞いてこられた。




腎臓移植は無事に終わりましたか?






はい、これが手術の傷です。





一番大きな胃の上の傷を指をさした。







ここから、腎臓を出したんだね。





はい、ココとココとココも切ってます。





あっ、そうか、内視鏡でやったんだね。





はい、それでココから、先生が手を入れて腎臓を取り出しました。

って説明した。






それで弟さんも元気になりましたか?






そうですね、でもちょっと数値が悪いので、気になってますが。







そうですか、、、、。





と、話しをしているうちに、エコー検査終了。








先生より異常ないですよって。







ありがとうございました。







さてと、人質を置いて銀行に行ってこなきゃ。











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