2016年6月に腎臓移植したドナーのブログ

ドナーの立場から腎臓移植に関する事を書いていきたいと思います。レシピエントは弟です。

父親の再転院

あれから、、、


あの虚しい気持ちを感じた日の翌日、また転院の話があった。


よっぽど早く出て行ってほしいらしい。



でも、転院を決めた日は、父親は38度の熱が出ていたけど、それでも転院して下さいって。

熱が出ている寝たきりの年寄りを介護タクシーで転院させる事になるけど、それで何かあったら、どうするんですか?

って市民病院の看護師さんに聞くと



こちらに来た時にも熱があり、状態は変わらないし、主治医の許可が出てますので。

転院時に熱があっても、予定通り転院して下さいって。




なんかムカつく。




翌日、介護タクシーで私一人が付き添い転院した。

母親は熱を出していたし、弟は職安の認定日だったから。





そして

父親は、元の病院に転院して主治医が変わった。とてもいい先生に診てもらえる事になった。





脳の画像を見て、説明してくれた。



今迄、こんなに丁寧な説明をされていなかったから、病状がよくわかった。




レビー小体型認知症で、10年は経過してますって。




脳のシワが通常だと1ミリのところが、父親は1センチ以上ある。それだけ脳が萎縮しているという事だ。







毎日、脳は少しづつ縮んでいきます。

いずれは最期を迎える訳ですが、その時に延命処置の為、心臓マッサージをすれば、肋骨が折れます。血を吐く人もいます。それだけ、痛い思いをしても、もったとしてもおそらく数日でしょう。

僕は、意味がない事をして、身体を傷つけるのは、本当はやりたくありません。

痛い思いをせず、自然に逝かせてあげたいと思います。

でも、ご家族がそれでもいいから、やって下さいといえばやりますが、どうされますか?



と、言われた。





そうですね💧

わかりました。

私は、先生のおっしゃる通りだと思います。


ただ、弟は、なんとしてでも父親に生きていて欲しいって言っていましたから。


私が弟に言います。




そう言ったら、自然と涙が出てきた。






病院を出て、


弟の部屋に行く。






弟は


しょうがない。


わかったよ。


だけど、、、、、、、、、


嫌だな!



って言って、布団を頭からかぶった。






今のうちにどんどん顔を見せてあげりん。







うん💧










母親は熱が上がったり、下がったりを繰り返していたから、上がった時間から24時間を超えた時に病院に連れて行くと、インフルエンザはマイナス。


でも、気管支炎なんだって。



CRP定性 17+



個人病院で点滴をしなければならなくなった。


炎症反応が下がらなかったら、入院して下さいって。



毎日、点滴に通う事になった。



私が主に連れて行ったが、仕事で行けれない時は、弟に頼んだ。



病院は、インフルエンザの患者が多く、弟は免疫抑制剤を飲んでいるから、すぐに移ってしまう。移ったら、大変だ。薬を調整しなければならない。そうなったら、移植腎が心配。




弟には、病院の中には入らないように言うが、看護師さんから、




お母さんが手を動かすから、悪いけど見ててくれる?って。





もう、ババア!

なんで手を動かすだ💢






私も同じように頼まれるから、弟には拒否するように言っておいたけど、しょうがないから見てたって。





でも、移らなかったから、良かった(^。^)






こういう時は、本当にヒヤヒヤする。






日曜日以外、母親は毎日点滴をして、

なんとか炎症反応が下がり、点滴をしなくてよくなり、一安心。






目まぐるしく忙しい毎日を過ごして、

凄く疲れた。





本当に疲れた💧






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