2016年6月に腎臓移植したドナーのブログ

ドナーの立場から腎臓移植に関する事を書いていきたいと思います。レシピエントは弟です。

母親の誕生日

数日前、母親の誕生日だった。


絶対に「金くれ」って言ってくると思っていた。



そして、誕生日の前日の夕方



夜勤明けで寝ていたら、




ピンポーン、ピンポーン




と、玄関のチャイムが二回なった。



2回鳴らすのは、あいつしかいない。


私は2回チャイムがなった時点で、ムカついてくるようになってしまった。




そして

こちらが返事をする前に玄関の扉を開けて




N(私の名前)〜!おかあちゃんだよ〜!








やっぱり、来た!




玄関で大きな声で、





明日、おかあちゃんの誕生日だもんで、呑みに行きたいもんで、お金もらいに来たよー!





うるさいわ!




もう💢

あんた、病みあがりだら?

呑みになんか、行けるの?








そうだよー、えらいよー💧









身体がえらいなら、やめればいいじゃん!






だってね〜、ママから電話がかかってきて、おいでっていうもんで(^。^)






ふん、知らんでね。

また、熱が出ても。





と、言って

預かっている父親のお金の中から1万円渡す。





数年前までは、自分のお金を誕生日のお祝いと思い、渡していたが段々アホらしくなり、父親のお金をさも自分のお金のように渡すようになった。母親にしてみたら、どこから出ても、お金はお金だから、大した違いはないのだ。







そして次の日は、

誕生日




また、朝早くから電話があり、






今日、おかあちゃんは誕生日だもんで、お昼にハンバーグが食べたいだけど。




って。






ふん、わかった。

あとで、連れて行ってあげるわ!





11時近くになり、また電話。





ねぇ、何時に連れて行ってくれるの?

もう、そろそろお腹すいてきた。



って。





カッチーン‼︎





こっちはこっちで忙しいの!

呑みに行けるぐらい元気だもんで、自分一人で自転車に乗って行ってきたら?

誕生日に一人寂しく、すきなハンバーグでもなんでも食べてきたら、いいじゃん!





もう💢いいわ!

行かんでいい!





って、逆ギレ。






しょうがなく、弟に電話する。






ババアがハンバーグ食べたいだって。

連れて行ける?





いいよ。





自分もなんか食べればいいじゃん。

塩分量がメニューに書いてあるから。

計算して、食べれば?






俺はいい。

車の中で待っとる。






ふ〜ん、いいの?

じゃあ、頼むね。







あとで、母親から電話があり、






ハンバーグ美味しかったよ〜(^。^)


って。







へぇ、良かったじゃん。




それで満足なら。

あとで、ケーキでも買って行ってあげようかな?って思ったけど、



やーめた!





面倒くさい。









私の誕生日はなんの音沙汰もなかったし。









まあ、別にいいけどさ!











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弟の腎生検

今週初め

弟は腎生検の為、入院した。


母親を病院に連れて行って、点滴を済ませ、自宅に連れて行き、ごはんの支度をして、

なんとか時間を作り、

弟の病室に行った。



先生から

なんで来たの?

みたいな顔をされた。



気にせず、


先生、今日の結果はいつわかりますか?




腎生検以外、いろいろ検査をしますから、次回の受診でお話しします。




血液検査の結果は?




それはすぐにわかりますけど。




結果表を弟に渡してもらえますか?

弟は、移植後からクレアチニンが上がり続けているので、お酒を前回受診から一切飲んでいません。だから、結果が気になって。





わかりました。

いいですよ。



よろしくお願いします。



と、先生に頼んで、病院を出た。





翌日の夕方に弟は退院してきた。





結果表を見ると、




クレアチニン

1.90




前回より0.02下がっている。




弟にそれを伝えると


えっ、本当?


と、嬉しそう。




私も嬉しい。




やっぱりお酒かな?


う〜ん、でもちょっとだけ下がっただけだから、どうかな?




Hba1c


5.7




これは前回と一緒。


前々回は、6.3



やはり、水素水かな?

う〜ん、どうかな?



糖尿病から腎不全になったから、この数値が下がったのは、嬉しい😃







だけど、こういう事も本当は、自分で考えたり、調べてくれたりしてほしいだけど。




そういう事は、しないというか、できないっていうか💧




気になっていると思うけど。





自分で何もかもやってくれたら、私が先生にへんな目で見られないで済むのに。







でも、私みたいに神経質に考えたら、生活が楽しくなくなるか、、、。





弟の足りない事を、私が補えばいいかな?






私がやれる事は、やればいいのかな?







先生の目が気になるけど。






と言う事で次回の受診もついて行くか👍






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父親の再転院

あれから、、、


あの虚しい気持ちを感じた日の翌日、また転院の話があった。


よっぽど早く出て行ってほしいらしい。



でも、転院を決めた日は、父親は38度の熱が出ていたけど、それでも転院して下さいって。

熱が出ている寝たきりの年寄りを介護タクシーで転院させる事になるけど、それで何かあったら、どうするんですか?

って市民病院の看護師さんに聞くと



こちらに来た時にも熱があり、状態は変わらないし、主治医の許可が出てますので。

転院時に熱があっても、予定通り転院して下さいって。




なんかムカつく。




翌日、介護タクシーで私一人が付き添い転院した。

母親は熱を出していたし、弟は職安の認定日だったから。





そして

父親は、元の病院に転院して主治医が変わった。とてもいい先生に診てもらえる事になった。





脳の画像を見て、説明してくれた。



今迄、こんなに丁寧な説明をされていなかったから、病状がよくわかった。




レビー小体型認知症で、10年は経過してますって。




脳のシワが通常だと1ミリのところが、父親は1センチ以上ある。それだけ脳が萎縮しているという事だ。







毎日、脳は少しづつ縮んでいきます。

いずれは最期を迎える訳ですが、その時に延命処置の為、心臓マッサージをすれば、肋骨が折れます。血を吐く人もいます。それだけ、痛い思いをしても、もったとしてもおそらく数日でしょう。

僕は、意味がない事をして、身体を傷つけるのは、本当はやりたくありません。

痛い思いをせず、自然に逝かせてあげたいと思います。

でも、ご家族がそれでもいいから、やって下さいといえばやりますが、どうされますか?



と、言われた。





そうですね💧

わかりました。

私は、先生のおっしゃる通りだと思います。


ただ、弟は、なんとしてでも父親に生きていて欲しいって言っていましたから。


私が弟に言います。




そう言ったら、自然と涙が出てきた。






病院を出て、


弟の部屋に行く。






弟は


しょうがない。


わかったよ。


だけど、、、、、、、、、


嫌だな!



って言って、布団を頭からかぶった。






今のうちにどんどん顔を見せてあげりん。







うん💧










母親は熱が上がったり、下がったりを繰り返していたから、上がった時間から24時間を超えた時に病院に連れて行くと、インフルエンザはマイナス。


でも、気管支炎なんだって。



CRP定性 17+



個人病院で点滴をしなければならなくなった。


炎症反応が下がらなかったら、入院して下さいって。



毎日、点滴に通う事になった。



私が主に連れて行ったが、仕事で行けれない時は、弟に頼んだ。



病院は、インフルエンザの患者が多く、弟は免疫抑制剤を飲んでいるから、すぐに移ってしまう。移ったら、大変だ。薬を調整しなければならない。そうなったら、移植腎が心配。




弟には、病院の中には入らないように言うが、看護師さんから、




お母さんが手を動かすから、悪いけど見ててくれる?って。





もう、ババア!

なんで手を動かすだ💢






私も同じように頼まれるから、弟には拒否するように言っておいたけど、しょうがないから見てたって。





でも、移らなかったから、良かった(^。^)






こういう時は、本当にヒヤヒヤする。






日曜日以外、母親は毎日点滴をして、

なんとか炎症反応が下がり、点滴をしなくてよくなり、一安心。






目まぐるしく忙しい毎日を過ごして、

凄く疲れた。





本当に疲れた💧






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