2016年6月に腎臓移植したドナーのブログ

ドナーの立場から腎臓移植に関する事を書いていきたいと思います。レシピエントは弟です。

手術の説明

昨日、手術の説明を受ける為、弟、母親、旦那と私で先生と面談しました。


ドナーの私の手術の術式は鏡視下による腎臓摘出術。


みぞおち辺りを立てに7〜8cm程、切開して、先生の片手をいれ、0.7cmから1.5cm位の切開を入れて腹腔内で剥離操作をし、腎臓を内視鏡で確認しながら、取り出すそうです。



私の手術は午前中で午後から弟の手術が始まります。


弟は3つ目の腎臓を下腹部につけ、膀胱とつなぐそうです。だから、お腹からさわるとすぐに腎臓がわかる位置になるそうです。

術後は、特にお腹を締め付けたり、荷物を運ぶ時にお腹でかかえたりしないようにとの事。


透析をやり続けた膀胱は小さくなり、腎臓と血管で繋ぐ時に硬くなっていて、つなぎにくいという事があるかもしれませんが、弟の場合は、大丈夫でしょうとの事。昨日は、オシッコの量がかなり少なくなっていたが。

免疫抑制剤の副作用もあるらしい。


ただ、移植後から移植腎はすぐに働き始め、多量の尿が出るらしい。

そうして、小さくなった膀胱は大きくなっていく。

先生がしばらく地獄ですって。

昼夜問わず、オシッコが10分おきに出る。1日4リットル以上出るらしい。



でも、かなり身体がすっきりとしますよと言われた。



ただ、私は2個あった腎臓が一つになる事でクレアチン値が高くなり、健康診断では、必ず引っかかっていくと思います。値が高くなりますが、病気でなった訳ではないので、その値でずっと生涯をまっとうしていけるでしょうとの事。


ただ、水分をしっかりととっていかないとなりませんが。


弟も今はクレアチンが10。少し前は14あった。1ぐらいまでは下がりますと言われた、


移植腎は、だいたい平均で17年位頑張ってくれるとのこと。

ただ、個人差もあるし、気をつけて生活をしていけば、それ以上持つ。

ドナーや、レシピエントの集まりで知り合った方でそれ以上移植から経過している人も何人もみえた。


人生をまっとうするまで持つ事も充分にある。



本当に、私の腎臓ふたつ、

頑張ってほしいと切に願う。



姉弟二人で、腎臓を大切にして行く。

そうして、泣いたり笑ったりしながら、人生をまっとうする。



だけど、あんまり弟にうるさく言わない方がいいかな?



わかっているのに、ドナーがうるさく言うとストレスかな?



私は、50歳超えてから、特にうるさくなったからなー😱




ドナーもいろいろと考えます。






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