守りたい人
昨日は、蜂の人刺しをする予定でしたが、残念ながら決行できませんでした💧
次はいつ、そのチャンスがあるかわかりません。
凄く残念です。
でも、いつかは、、、、、、。
チャンスを狙って行きます。
今までも、腹立たしい事はいっぱいありました。
子供の友達の親たちです。
自分の事なら、我慢したりしますが、
子供の事だったので、相当やり合いました。
長男が5年生の時、
友達が長男を呼びに来ました。
〇〇くん、いますか?
はい、いるよ。あがって。
いえ、ここでいいです。
そう?
今、呼ぶね。
長男が二階から降りてくると、玄関でコソコソと話し、外に出て行きました。
しばらくして、長男が泣きながら、家に入って来ました。
どうしたの?
クソ!クソじじい!
俺は何にも悪い事してないのに、怒られた!
は?じじい?
今?
うん。
家の外にあの子のおじいさんがおって。
はあ?なんで?
なんて言われたの?
玄関で、ウソをついてくれって、あいつに頼まれた。
家にピストルのおもちゃがあって、おじいさんに誰のだ?って聞かれて、T(長男の名前)ので、自分は預かっているだけって言っただって。だから、聞かれたら自分の物で預かってもらっていたって言ってって、言われた。
それで?どうしたの?
俺は、ウソをつきたくないから、聞かれても黙っていたら、怒られた。
それで?もう、帰ったの?
うん。
その子の家は知ってる?
うん。
じゃあ、すぐ行くよ!
お母さんが言ってやる!
すぐに車に乗って!
えっ、もういいよ!
いいじゃない!行くよ!
わかった。
私は、夕飯の支度をしていたが、やりかけたまま、すぐに長男を乗せて、その子の家に向かった。
ピンポン!ピンポン!ピンポン!
家のチャイムをいかにも怒ってますよ!と、連続でやらしてやった!
気の弱そうなお母さんと、息子が出てきた。
あの!先程、家に来たおじいさんを呼んで欲しいんですけど💢
はい、少々お待ち下さい💧
家から出てきたのは、いかにも強そうな60後半のおじいさん。筋肉質で色黒でまるで、春日が歳をとったような人。
何故?親が家にいるにもかかわらず、子供だけを呼びだしたのか?
お宅の孫は、うちの子供にウソをついて欲しいと言った事を言った。
そうすると、そのジジイは
本当か?
と、孫に言い、
孫がうなづくと同時に
孫をグーで何度も殴った。
その子の鼻から、おびただしい量の鼻血が飛び散った。
その子の母親は、それを何も言わず見ているだけ。
私は、
もう、そこまでしなくてもいいら!
と、止める。
ジジイは、自分の孫を殴った後、
じゃあ、これで。
と、いい、家に戻って行く。
私は、
ちょっと待て❗️❗️
と、大声を出す。
怒ったジジイは、鬼瓦のような顔をして、戻って来た。
あんた💢
いい歳して、小学生を泣かして、謝りもしんのか‼️
何を💢
ジジイは、拳を握る。
私は、ドンドン興奮していき、大声になる。
当たり前だ!
大人が間違った事をして、謝らなかったら、どうやって子供に教えていくだ!あんた、いい歳こいて、そんな事も知らんのか⁉️
謝れ❗️❗️❗️❗️❗️
クソ女💢💢‼️
私に殴りかかりそうだったが、殴ったら、絶対に訴えてやる!
殴りたければ、殴れ!
と、思っていた。
家の前は道路で、そこでやりあっていたら、
ちょうど、そこを小学校の先生が通っていった。
あっ、先生!
ちょうどよかった。
この人、うちの子を泣かして、自分が間違っていたのに、謝りもしんだよ!
いい歳した大人が!
先生!どう思う?
あっ、そうですか?
先生は、突然の事で何がなんだかわからないような様子だったが、私の勢いに押され、
それは、いけませんね。
と、ポツリと言った。
ほうら?
わかる人はわかるだよ!
お母さんもそう思うら?
と、その子の母親にも問いただす。
その母親は、気まづそうな顔をして下を向く。
私は、ジジイに
早く謝れ💢
ジジイは、
ごめん。これでいいか?
と、言った。
なんだ?その言い方は?
本当に悪いと思って言ってない!
やり直せ!
ジジイは、観念したように
うちの子供の両肩に手を置き、顔を見て、
ごめんね。
と、言った。
私は、
よし!それでいい!
と、言い、
先生、ごめんね。
突然、巻きこんじゃって。
もういいでね。解決しましたから。
そうですね。よかったですね。
それでは、これで。
ありがとうございました。
ジジイは、早々と家に戻って行った。
その子の母親は黙って、鼻血を拭いてあげている。
私は、その子に
ウソはついたら、いかんだよ。
ましてや、友達にウソをつくように言ったりしたら、ダメだよ。
と、言うと、
母親は、
どうもすみませんでした。
と、弱々しく謝った。
私も、
こちらこそ、取り乱し、すみませんでした。
と、言って帰った。
長男の心は、いつの間にか晴れていた。
人間、守りたい人がいるというのは、強くなれるもんだ。
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