2016年6月に腎臓移植したドナーのブログ

ドナーの立場から腎臓移植に関する事を書いていきたいと思います。レシピエントは弟です。

守りたい人

昨日は、蜂の人刺しをする予定でしたが、残念ながら決行できませんでした💧


次はいつ、そのチャンスがあるかわかりません。

凄く残念です。




でも、いつかは、、、、、、。



チャンスを狙って行きます。






今までも、腹立たしい事はいっぱいありました。

子供の友達の親たちです。



自分の事なら、我慢したりしますが、

子供の事だったので、相当やり合いました。




長男が5年生の時、

友達が長男を呼びに来ました。




〇〇くん、いますか?





はい、いるよ。あがって。




いえ、ここでいいです。





そう?

今、呼ぶね。





長男が二階から降りてくると、玄関でコソコソと話し、外に出て行きました。





しばらくして、長男が泣きながら、家に入って来ました。





どうしたの?




クソ!クソじじい!

俺は何にも悪い事してないのに、怒られた!




は?じじい?

今?





うん。

家の外にあの子のおじいさんがおって。




はあ?なんで?

なんて言われたの?





玄関で、ウソをついてくれって、あいつに頼まれた。

家にピストルのおもちゃがあって、おじいさんに誰のだ?って聞かれて、T(長男の名前)ので、自分は預かっているだけって言っただって。だから、聞かれたら自分の物で預かってもらっていたって言ってって、言われた。





それで?どうしたの?




俺は、ウソをつきたくないから、聞かれても黙っていたら、怒られた。





それで?もう、帰ったの?




うん。




その子の家は知ってる?



うん。




じゃあ、すぐ行くよ!

お母さんが言ってやる!

すぐに車に乗って!





えっ、もういいよ!




いいじゃない!行くよ!





わかった。




私は、夕飯の支度をしていたが、やりかけたまま、すぐに長男を乗せて、その子の家に向かった。






ピンポン!ピンポン!ピンポン!





家のチャイムをいかにも怒ってますよ!と、連続でやらしてやった!





気の弱そうなお母さんと、息子が出てきた。





あの!先程、家に来たおじいさんを呼んで欲しいんですけど💢




はい、少々お待ち下さい💧





家から出てきたのは、いかにも強そうな60後半のおじいさん。筋肉質で色黒でまるで、春日が歳をとったような人。





何故?親が家にいるにもかかわらず、子供だけを呼びだしたのか?

お宅の孫は、うちの子供にウソをついて欲しいと言った事を言った。





そうすると、そのジジイは



本当か?


と、孫に言い、




孫がうなづくと同時に

孫をグーで何度も殴った。



その子の鼻から、おびただしい量の鼻血が飛び散った。




その子の母親は、それを何も言わず見ているだけ。




私は、


もう、そこまでしなくてもいいら!


と、止める。





ジジイは、自分の孫を殴った後、

じゃあ、これで。

と、いい、家に戻って行く。




私は、


ちょっと待て❗️❗️


と、大声を出す。




怒ったジジイは、鬼瓦のような顔をして、戻って来た。





あんた💢

いい歳して、小学生を泣かして、謝りもしんのか‼️



何を💢


ジジイは、拳を握る。




私は、ドンドン興奮していき、大声になる。




当たり前だ!

大人が間違った事をして、謝らなかったら、どうやって子供に教えていくだ!あんた、いい歳こいて、そんな事も知らんのか⁉️


謝れ❗️❗️❗️❗️❗️




クソ女💢💢‼️




私に殴りかかりそうだったが、殴ったら、絶対に訴えてやる!

殴りたければ、殴れ!

と、思っていた。



家の前は道路で、そこでやりあっていたら、

ちょうど、そこを小学校の先生が通っていった。




あっ、先生!

ちょうどよかった。

この人、うちの子を泣かして、自分が間違っていたのに、謝りもしんだよ!

いい歳した大人が!

先生!どう思う?





あっ、そうですか?




先生は、突然の事で何がなんだかわからないような様子だったが、私の勢いに押され、



それは、いけませんね。




と、ポツリと言った。




ほうら?

わかる人はわかるだよ!


お母さんもそう思うら?




と、その子の母親にも問いただす。




その母親は、気まづそうな顔をして下を向く。





私は、ジジイに


早く謝れ💢




ジジイは、



ごめん。これでいいか?



と、言った。




なんだ?その言い方は?

本当に悪いと思って言ってない!

やり直せ!





ジジイは、観念したように

うちの子供の両肩に手を置き、顔を見て、


ごめんね。




と、言った。




私は、


よし!それでいい!



と、言い、



先生、ごめんね。

突然、巻きこんじゃって。



もういいでね。解決しましたから。




そうですね。よかったですね。

それでは、これで。



ありがとうございました。




ジジイは、早々と家に戻って行った。




その子の母親は黙って、鼻血を拭いてあげている。




私は、その子に


ウソはついたら、いかんだよ。

ましてや、友達にウソをつくように言ったりしたら、ダメだよ。


と、言うと、


母親は、


どうもすみませんでした。


と、弱々しく謝った。




私も、



こちらこそ、取り乱し、すみませんでした。



と、言って帰った。




長男の心は、いつの間にか晴れていた。




人間、守りたい人がいるというのは、強くなれるもんだ。




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