2016年6月に腎臓移植したドナーのブログ

ドナーの立場から腎臓移植に関する事を書いていきたいと思います。レシピエントは弟です。

弟の受診

今日は、弟の受診日。


eGFRが気になっていたから、勝手に病院に行った。



待合室で弟を見つけた。


毎日、つけている血圧の測定表を見せてもらった。



最近、血圧いいじゃん?

下も高くないね。



うん、そうだね。



だけど、最近体重が落ちん。




何キロ?





63.2キロ。




先生に62キロって言われていたけど、

まあ、その位ならいいら。




運動もしんといかんと思って、マンションもエレベーターを使わずに階段で行ったり来たりしてるけど、それだけじゃあダメだね。




だけど、そういう気持ちが大事だから、続けていけば?




うん。




そして、診察室に呼ばれる。








診察室に入ると、

先生が


あれー?

今日は一人じゃないだね?



はい、気になる事があったから、勝手に来ました。



弟は、診察室に入ってすぐに電話が入り、診察室を出て行った。





はっはっは〜〜(^。^)

そうですか?

もう弟さんは一人で大丈夫ですよ。






(??? 先生は、私がうるさいから、弟が萎縮していると思ってるのかな?)




先生!

ダメだよ!先生は知らんだけ!

だって、この前、たった1か月で5キロ太った時があるだよ!

それで、私が怒って、受診前に痩せただもん!





(弟がいないから、言いたい放題)






そうですか、

ちゃんと、自分で管理出来ていると思いますが。





今はね。

今は、茹でた野菜と、ワカメしか食べてないって。

味がない、まずい物を食べてるって。





それがこの結果かな?

塩分が2.9gです。

あと、貧血もありますね。

塩分は、もう少し摂ってもいいですよ。味がないまずい物を食べなくても、もう少し食べていいですよ。




2.9❓凄いな!


弟は極端すぎるんです!

上手にできないんです。

あと、先生!

弟のeGFRが低くて、気になるんですけど。

元々、私の腎臓がそれだけの力しかなかったって事ですかね?




前にも言いましたが、女性から男性に腎臓を提供した場合は、筋肉の関係で少しクレアチンが上がります。

弟さんは筋肉質ですから、どうしても数値は上がりますね。

eGFRは、クレアチンの数値から計算して出してますから。




だけど、この数値だといつ、透析になるかわからん数値ですよね?





う〜ん、そこまでまだ思わなくていいですよ。実はタンパクが前回と前々回が、プラスマイナスだったので、拒絶反応を疑いましたが、今日は、マイナスです。

尿酸もないので、いいと思いますよ。

僕はタンパクがマイナスだから、よしとします。




う〜ん、、、でも先生、前回からまたeGFRが下がってますね。34だったのが、33です。

手術後は、51とかあったのに、、、。


(先生のパソコンには、数値の一覧表があって、一目でわかるようになっている)



とても心配です。

どんどん下がっていくと思うと、、、。




免疫抑制剤が多いかもしれませんね。

血液検査だけでみると、この量でいいと思いますが、、。。

腎生検を今度やりますので、それで判断しましょう。

免疫抑制剤を減らせば、クレアチンも、もう少し下がります。そうすれば、eGFRも数値が上がりますから。

薬の影響を腎臓は凄く受けますから。




そして、弟が診察室に戻ってきて、腎生検の日程を決める。

一泊2日の入院になる。




その前に、受診してくださいね。

年末でいいかな?





はい

と、弟。






じゃあ12月21日ね。

また、その日もお姉さんは、来るんですか?(笑)




はい!来ますよ!!





え〜、もう、弟さんを自由にしてあげてください(笑)





ダメです!私の聞いた事に答えられないから。




そして、お礼を言って、診察室を出る。





私も弟が一人でいいと思うけど、何しろ人の話しを理解できずに自分でいいように思い込む所があるから。


数値的に安心なら、一人でもいいけど。心配な数値だから、先生に何を言われようと行くつもり。




弟と別れてから、仕事に行く。



仕事終わりに弟に電話してみる。




ねぇ、おねえが病院に来ると、困る?

一人のがいい?




別に俺はどっちでもいいよ。

あれは先生が冗談で言っただけだよ。





ふ〜ん、じゃあいいだね。

次もついていくでね。





わかったよ。




はあ、なんだか疲れた1日だった💧




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